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中途採用 技術/商品開発・品質改善
K
- Career
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- 2011年 工学研究科卒
- 大手化学メーカー(12年半勤務)
・ポリエステルフィルムの生産
・炭素繊維の開発 -
2023年 ロイネ入社
企画生産統制部技術課

異なる分野で培った開発経験を活かす。
アパレル業界初の商品を作りたい。
Q.どのような業務を担当されていますか?
小さな品質トラブルを解決しながら、業界初の機能商品を開発したい。
私は現在、大きく分けて「品質改善」と「商品開発」の2つの業務を担当。
品質改善業務では、営業や自社工場から寄せられる品質に関する相談への対応や、編地・染色の改善提案を担当しています。トラブルは生地の縮みやヨレ、洗濯時の色落ちなど多岐にわたるため、現物の生地を確認しながら原因を追求し、品質を安定させるためのアドバイスを行います。営業や課員と連携し、大小問わずトラブルを解決できた時が、「この仕事をしていてよかった」と感じる瞬間です。
商品開発業務では、アパレル業界初の機能商品を開発したいという目標を持ち、試行錯誤を重ねる日々。社内の若手メンバーと素材開発プロジェクトをリードし、国内外の原糸・薬剤・生地メーカーや大学と連携しながら、新機能加工の研究・開発・試験を行っています。
新しい薬剤の性能を試すために自ら実験をしたり、他業界の展示会に足を運んでアパレル繊維への応用を模索したりと、社内外と協働しながら技術の可能性を広げています。
Q.ロイネに応募したきっかけは?
大手化学メーカーから転職。高校時代の服との出会いが原動力。
高校時代、母に連れられて百貨店に行くと、店員さんがいろいろな服を試着させてくれました。服から自信をもらい、また服が持つパワーに感動し、アパレル業界に憧れを抱くきっかけとなったのですが、新卒入社した素材メーカーでは、希望していた「繊維事業」ではなく、フィルム生産や電池材料の開発に携わることに。管理職を任されていましたが、そのままキャリアを進めるべきか悩みが生じていました。
コロナ禍で自分を取り巻く環境が大きく変化し、「一度きりの人生、自分がやりたいことに挑戦しよう」と強く思い、TES(繊維製品品質管理士)を取得して転職活動を開始。異なる分野で研究をしてきた私に興味を持っていただき、新素材開発に期待を寄せてくれたアパレルメーカーであるロイネに転職を決意しました。
Q.入社後、苦労したエピソード、成長に繋がったエピソードは?
開発スピードの違いに戸惑った当初。現場とぶつかり合いながら、信頼関係を構築。
一番驚いたのは開発スピードの違いです。前職の業界では商品開発に10年かかることは当たり前でしたが、アパレルでは開発依頼から納期まで1〜2ヶ月という短納期のスケジュール。
最初は戸惑いましたが、今はロイネの将来のために取り組むべき長期的な商品開発は水面下で進めながら、シーズンごとのリニューアルにもスピーディーに対応できるよう日々取り組んでいます。
もう1つ大変だったのは、現場との調整業務です。 例えば、中国の染色工場で色落ちのトラブルが起きた際に、現物の検証試験から「洗浄が足りない」「乾燥温度が高すぎるから下げた方がいい」と依頼をしました。しかし、現場は長年の経験に基づいて動いており、理屈だけではすぐに受け入れてくれません。工場とよく話し合った上で条件を変えて試作してもらい、実際に品質が改善してトラブルを解決できた時は、疲労感とともに大きな達成感があります。
現場とは日々、本音でぶつかり合いながら信頼関係を築いているところです。
Q.日々の業務を行う上で、この仕事をしていてよかったと感じた
瞬間ややりがいを感じたエピソードは?
会社全体が見える面白さがある。お客様ファーストな姿勢も、ロイネらしさ。
一番の魅力は、社員一人ひとりが「プロジェクトの主役」として、会社ビジネスの全体像に関われることです。前職の研究開発職時代は同じ部署のメンバーとしか関わりませんでしたが、ロイネの技術課では、本当にあらゆる部署と連携します。
営業・企画・生産管理はもちろん、よい薬剤を見つけて中国の工場に送る際の貿易担当や、費用面では経理、そして採用に関わる人事まで、社内の多くの人と関わります。さまざまな部署から品質に関わる相談を受ける「技術課」だからこそかもしれません。
Q.ロイネで働く魅力(社員・環境・業務など)について教えてください。
どんなお客様の要望も、真摯に受け止める営業姿勢がロイネの魅力。
とても真面目で誠実な方が多い社風です。
お客様からの要望は一度持ち帰り、社内で相談・検討するお客様ファーストな姿勢は、ロイネならではの魅力だと感じています。
Q.ロイネでやりたいこと、ご自身が描いている今後のキャリアに
ついて教えてください。
ロイネがより多くのお客様に知ってもらえるよう真摯に商品開発に取り組む。
前職で、培ったポリエステルフィルムや電池材料などの異分野の視点で、商品開発ができることが私の強みです。異なる専門知識・知見を応用して、ロイネにしか作れない商品「機能商品」を開発したいと思っています。世の中には服に関する困り事がまだまだあるはずです。日常のちょっとした不満を解決する、業界初の商品を次々と生み出すことでロイネをより多くの人に知ってもらうきっかけを作りたいと考えています。ロイネで働くことでワクワクする仕事ができる、そんな会社を目指しています。
Q.採用サイトでは「私の変化を、ロイネの進化に」をキャッチコピーとしていますが、ご自身の変化、あるいはロイネの進化を感じた出来事はありますか?
若手の商品開発チームを立ち上げ。新たな製品を、若いパワーと創っていきたい。
従来の慣習に捉われない視点で商品開発を行っていることに対して、社内の方々に「面白いね」と言ってもらい、大きな「期待」と「不安」を寄せてもらっています。
一方で、ロイネを進化させるには、やはり「若い力」がとても大切だと感じており、若手中心の商品開発プロジェクトチームを立ち上げました。
各営業課から集まったメンバーのアイデアには、「ペット」「熱中症」「旅行」など新鮮でユニークなものが多数あり、着眼点だけで製品を生み出せる可能性を感じています。人の数だけ服のニーズがあるはずという考えから、新たなニーズを見つけ出す風穴として社内でも注目されているプロジェクトです。
- Daily Schedule
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- 商談対応:営業やメーカーとの打ち合わせ(品質課題や新素材を検討・提案)
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- 実験・分析(合間の時間で機能加工や素材評価のテストを実施)
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- 昼食
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- 商談・社内打合せ
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- 資料作成・打合せ(開発テーマの進捗共有や改善案検討)
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- 退社
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- 外出日
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- 加工実験
- 提携工場で機能加工の条件出しや試作
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- 編立・染色現場
での検証 - 編立や染色現場で試作確認・バルクの条件出し
- 編立・染色現場
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- 信州大学
- 協業テーマの打合せ、実験レビュー
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- 休日の過ごし方
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古布を収集したり染料植物を自身で育てて染めたりしています。一番落ち着くルーティンです。

※インタビュー内容は 2026年3月時点のものです。