Interview 02.

田中 沙也子Sayako Tanaka

営業管理部生産品質管理課
2013年入社
※2022年3月末時点

営業管理部生産品質
管理課
2013年入社
※2022年3月末時点

世界を知り、自分を広げる。

多様な価値観に触れてみたかった

学生時代は社会学を専攻していました。在学中にイギリスへ1年間留学したこともあり、就職活動をする際には、英語力を活かして様々な世界に触れられる仕事に就きたいと考えていました。商社やテレビ局などの就職先を検討した中で、偶然見つけたのがロイネ。それまでアパレル企業は就職先候補としては見ていませんでした。しかし話を聞いて、取り扱う商品のジャンルや販路がバラエティに富んでいること、その背景に多様な価値観が存在することに興味を持ちました。さらにアジアでの生産や欧米ブランドの取り扱いなど海外との接点も多いことから、自分のやりたいことに近い会社ではないかと感じて入社しました。

CSR監査業務

現在担当しているのは生産管理業務とCSR監査対応です。CSR監査対応ってあまり聞いたことがない仕事ですよね?欧米ブランドを中心にサプライチェーン全体で労働環境の改善といった社会的責任を果たそうという機運が強まり誕生したものです。主な業務としては工場内環境が取引先のCSR監査基準に適しているかを確認し、問題があれば改善・指導をすることです。国内外の工場とコミュニケーションを密に取って、お客さまの商品が適正に生産できる状態を維持していくことが求められます。特に海外の工場とのやりとりはコミュニケーションの違いがあるので大変ですね。
また、情報を得る機会も少ないため、毎年香港で開催される米大手アパレル企業のCSR監査担当者が集うミーティングに参加しています。共通の課題や他社の取組みを知ることは生産管理業務でも活かすことができ、自分自身の知見にもつながるので大変有益な経験になっています。

人生は
思いがけないことの連続。

入社数ヶ月で英語のプレゼン

イギリスの大手小売りチェーンのアジア地区幹部に対してロイネがプレゼンをする機会がありました。入社前から、「英語を活かした仕事をしたい」と伝えていたことやイギリスへの留学経験を買われて、私が担当することに。今振り返っても入社数ヶ月で素材のことも生地のことも何もわからない新入社員に任せるとは…チャレンジャーな会社ですね(笑)経験も浅いためなかなか準備が進まない中、プレゼンの日が近づいてきました。
私の状況を見かねて先輩がフォローしてくれたことで、なんとか最後までやり遂げることができました。終わった後に先輩が反省会を開いてくれて、フィードバックをくれた時は、先輩に迷惑をかけてしまった申し訳なさと同時に、感謝の気持ちでいっぱいでした。この経験を私が成長する機会にしようとしてくれたように感じて、とてもうれしかったです。今でも忘れられない思い出です。

歴史に捉われない変化力

5年前の私は営業課にいてCSR監査という業務の存在は知りませんでした。その5年前を考えても、アパレルメーカーに入社するとは予想もしていませんでした。知らなかった分野に挑戦していく機会をロイネで与えてもらい、「様々な世界に触れる」という入社前からの希望がかなえられていると感謝しています。
ロイネ自体も新しいことに取り組んできました。私の入社以降も生産地をシフトしたり、新たな素材や企画を開発したり、社内組織を改革したりと、かなり大きく変わっています。だからこそ100年以上の歴史を築くことができたのではないかと感じます。歴史とともに変化し続けるロイネで、5年後も新しいことに挑戦していたいと思います。