Action環境への取組み

ロイネでは自然エネルギーを活用した工場の運用や汚水処理施設を工場内に併設しています。施設だけでなく、環境への影響を考慮した素材活用を推進し、環境に配慮したものづくりを実現します。

環境に配慮した工場運用

中国においては環境規制が強化されるなど、各地域における環境基準は今後より厳しくなることが予想されます。規制に準じたものづくりをすることは、お客さまのブランドイメージにもつながっていくと考えられます。そのため工場の運営体制を整備することは重要なポイントになっています。
こうした状況を踏まえてロイネでは様々な取組みを進めています。消費電力削減を目指したLED電球の利用、中国青島貴華工場においては工場棟に太陽光パネルを設置して、工場での電力使用に充当するなど、環境へ配慮した工場の運用体制を整備しています。
規制に合わせて運用体制を見直していくのではなく、先んじて適正な体制を構築していく。それがロイネです。

汚水処理施設の充実

染色加工においては大量の水を使用しており、その過程で汚水が発生することは避けられない事実です。その課題に対してロイネでは、汚水処理施設を工場内に完備して対策しています。発生した汚水を処理場に集めて、そこでバクテリアを活用した処理方法により、5段階の工程をへて最終的に環境に無害な水準になったものを排水しています。
中国からアセアンへと工場が広がるなど、ものづくりの場が広がっていくにつれて各地の基準に適した汚水処理が求められます。ロイネでは今後も地域環境への影響を考えながら、汚水処理施設の設置はもちろん、汚水の処理方法に関してもより良い方法がないのかを模索していきます。

環境素材の活用

ロイネはCO2排出量を抑制し、環境への影響を最小限にとどめたものづくりを目指しています。現状では伊藤忠グループで使用が推奨されているリサイクルポリエステルや生産工程において環境負荷を軽減したレーヨンの活用を検討するなど、環境対応素材の利用を進めています。
世界的な流れを考慮した上でも、企業の環境への意識はよりいっそう高まるものだと考えています。もちろんアパレル業界においても例外ではありません。今後はお客さまからも環境対応素材の使用を求められることも予想される中、素材においてもロイネは一手先を読み、先んじて環境問題へと取り組んでいくことを約束します。